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2024/2/24 Roland HP-330 電子ピアノ鍵盤修理 [メンテナンス]

20年以上前からある電子ピアノ、過去にも何度か鍵盤が落ちて音が出なくなる不具合が発生
こういう時にネットは本当に便利なもので、分解の仕方とかが必ず見つかる
piano2.jpg

そして早速分解、本体底面左右6本のネジを外せば
車のボンネットのように上半分が開く仕組み
piano1.jpg

落ちた鍵盤を外してみると蛇の頭のようなおもりの入った
樹脂のアームが折れて脱落していた
この電子ピアノの鍵盤はハンマーアクション式というらしく
そのハンマーということか
piano3.jpg

他のところみたところ同じように亀裂が入っていたり
折れる寸前だったりどれも同じような状態
鍵盤を叩く衝撃で中のおもりが少しずつ樹脂を破壊しているのかと思っていたが
どうやら単純な樹脂の劣化の様で、片っ端から亀裂が入っている
piano4.jpg

こういう時はアロンアルファしかない
最近は衝撃に強い(ほんとかな?)アロンアルファもあるので高いけど奢ってみた
piano5.jpg

ポイントはこれ
折れたところだけではなく、丸い目玉の様な穴とか、ひび割れの隙間に
じゅじゆっと流し込んで樹脂とおもりを一体化すれば亀裂が入っても折れることはない
不安なところには繊維入りのテープを巻いて上からボンドで
石膏ギブスのように固めてやればOK
piano7.jpg
※黒っぽく見えるところがアロンアルファが染み込んだところ

88鍵盤全てメンテナンスするのにまる1日と耐衝撃アロンアルファ2本を使いました
雨で暇な3連休だったので丁度良かったかな

次壊れたら流石に部品交換しかないけどハンマーだけまだ買えるのかな.......?



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